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圏内
ふりがな文庫
“圏内”の読み方と例文
旧字:
圈内
読み方
割合
けんない
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんない
(逆引き)
彼の車の
頭光
(
とうこう
)
の
圏内
(
けんない
)
を、グラグラとゆれていたが、
暫
(
しばら
)
く走る内に、こちらから見えている背後のシェードが、スルスルと卸された。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
だが、土橋の上を仰ぐと、そこから自分を
抛
(
ほう
)
り飛ばした勢いのものが、何ものをも
交
(
まじ
)
えず、真空の一
圏内
(
けんない
)
を作って
対峙
(
たいじ
)
していた。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こう云った小林は
肝心
(
かんじん
)
なところへ来て、知らん顔をして
圏外
(
けんがい
)
へ出てしまった。津田は失望した。その失望をしばらく味わった
後
(
あと
)
で、小林はまた
圏内
(
けんない
)
へ帰って来た。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
圏内(けんない)の例文をもっと
(12作品)
見る
“圏内”の意味
《名詞》
圏 内(けんない)
(何らかの意味合いを持つ)地域の中。
(出典:Wiktionary)
圏
常用漢字
中学
部首:⼞
12画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“圏”で始まる語句
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検索の候補
陣圏内
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“圏内”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
吉川英治
中里介山
夏目漱石
菊池寛
江戸川乱歩
岡本かの子