“けんてん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
圏点73.3%
圈點20.0%
見晛6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれは柳行李やなぎごうりをあけて、そのころの日記を出して見た。九月二十四日——秋季皇霊祭。その文字に朱で圏点けんてんが打ってあった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
但し書には圈點けんてんを打つて、弟に送つた。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
「四月園林雪驟飄。驀然見晛未曾消。」見晛けんてんは詩の小雅より取つた語である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)