“厲鬼駆逐”の読み方と例文
読み方割合
れいきくちく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
供養くようさえすれば幽霊もこわくはないことを知って、われわれは始めて厲鬼駆逐れいきくちくの手をゆるめ、同じ夏冬の終わりの季節をもって、親しかった人々の魂を迎える日と定めえたのである。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)