“罄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つく50.0%
37.5%
ノコラザ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二分に歡をつくせば歡を罄すだけ、其の状寧ろ憫む可く悲しむ可くして、寒酸の氣こそ餘り有れ、重厚のところは更に無いのである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
保はなお進んで英語を窮めたい志を有していたが、浜松にあった日に衣食を節して貯えた金がまたきたので、遂に給を俸銭に仰がざることを得なくなった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
並びに、内に入りて供奉す。唯、禰義等の申す辞は、タヤスく人に知らしめず。後、長谷ハツセノ天皇の崩ずる時に及びて、比自支和気のノコラザるに依り、七日七夜御食を奉らず。此に依りて、「阿良備多麻比岐アラビタマヒキ」。