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ののし
ふりがな文庫
“ののし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
罵
93.5%
詈
5.6%
詬
0.4%
嘲
0.2%
罵詈
0.2%
詬誶
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罵
(逆引き)
塚原は自分の瞼をぐいと操りあげ「野郎——」と
罵
(
ののし
)
りかえした、「八幡さまに手前のことを呪ってやるから、おぼえてろお…………」
白い壁
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
ののし(罵)の例文をもっと
(50作品+)
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詈
(逆引き)
魚屋大声を揚げて
啌
(
うそ
)
つきの牝犬め、わが夫は十年来離さず犬の皮のパッチを
穿
(
は
)
いているが、
彼処
(
あそこ
)
は
肉荳蔲
(
にくずく
)
のように茶色だと
詈
(
ののし
)
ったそうだ。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ののし(詈)の例文をもっと
(31作品)
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詬
(逆引き)
母は珊瑚がみだらであるからだといって、ある朝珊瑚を責め
詬
(
ののし
)
った。珊瑚は自分の
室
(
へや
)
へ入って化粧をおとして母の前へいった。それを見て母はますます怒った。珊瑚は額を地に打ちつけてあやまった。
珊瑚
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
ののし(詬)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
嘲
(逆引き)
だから彼はその限りで、広い世間から切り離された孤独を味うべく余儀なくされた。彼が大井と交際していながら、しかも
猶
(
なお
)
俊助ズィ・エピキュリアンなどと
嘲
(
ののし
)
られるのはこのためだった。
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ののし(嘲)の例文をもっと
(1作品)
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罵詈
(逆引き)
莫迦に威勢のよい捲き舌で桶の中の男は
罵詈
(
ののし
)
ったが、馬琴にはその声に聞き覚えがあった。それに白昼の大晦日に、深川の通りを風呂桶を冠って横行闊歩する人間は、あの男以外には無いはずである。
戯作者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ののし(罵詈)の例文をもっと
(1作品)
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詬誶
(逆引き)
「我がために人汝等を
詬誶
(
ののし
)
り又
迫害
(
せめ
)
偽わりて様々の
悪言
(
あしきこと
)
を言わん其時汝等は福なり、喜べ、躍り喜べ、天に於て汝等の
報賞
(
むくい
)
多ければ也、そは汝等より
前
(
さき
)
の予言者をも斯く
迫害
(
せめ
)
たれば也」
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
ののし(詬誶)の例文をもっと
(1作品)
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