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のゝし
ふりがな文庫
“のゝし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
罵
91.0%
詈
9.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罵
(逆引き)
夜中の
喚
(
わめ
)
き
罵
(
のゝし
)
る声に驚いて雨戸まで開けた近所の人達は朝には肩を並べて牛を引いて
田圃
(
たんぼ
)
に出て行く私共父子を見て
呆気
(
あつけ
)
にとられた。
途上
(新字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
取たること
迄
(
まで
)
逐一
(
ちくいち
)
訴へ呉ん
邪魔
(
じやま
)
せずと
其所
(
そこ
)
を
開
(
ひら
)
いて通しをれと
罵
(
のゝし
)
るを段右衞門は
怒
(
いか
)
り
汝
(
おの
)
れ
生
(
いか
)
して置ば我が身の仇なり覺悟をせよと切付るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
のゝし(罵)の例文をもっと
(50作品+)
見る
詈
(逆引き)
此故に王朝の盛時を追懐しては現時の式微を歎じ、寛永の士風を追懐しては近世の軽薄を
詈
(
のゝし
)
り、楠公の為めに慷慨の涙をそゝぎ、北条氏の専権に切歯せり。然れ共彼は又智識に於て歴史的なり。
頼襄を論ず
(新字旧仮名)
/
山路愛山
(著)
人はむなしく烏を
睨
(
にらみ
)
て
詈
(
のゝし
)
り、
空肚
(
へりたるはら
)
をかゝへて
輴哥
(
そりうた
)
もいでず、輴をひきてかへりし事もありしと、その人のかたりき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
のゝし(詈)の例文をもっと
(6作品)
見る
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