“カヒル”の漢字の書き方と例文
語句割合
火星100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども同時に火星カヒルは軍神(ローマのマルス)でもあり、勝利者を意味するということに故事つけて、カヒラは以後「勝利の町」として理解されるようになった。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
その時、一羽の大鴉が鐘の柱につないだ綱にとまったので、鐘が俄かに鳴り出し、土工たちは一斉に鋤を入れた。その瞬間、観測者の眼鏡に火星カヒルの上るのが見られた。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
それでカヒラと新都市は命名されたが、アラビア人の伝説で火星カヒルは不吉の兆とされていた。
七重文化の都市 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)