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火勢
ふりがな文庫
“火勢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かせい
55.6%
くわせい
44.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かせい
(逆引き)
火勢
(
かせい
)
は一段と強くなった。それから先はもう困らなかった。明るい、そしてあたたかい
焚火
(
たきび
)
が、どんどんと燃えさかった。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
生
(
なま
)
の
立
(
た
)
ち
木
(
き
)
はちよっと
燃
(
も
)
えにくいようにおもへますが、
一度
(
いちど
)
火勢
(
かせい
)
がつけば、こんもりと
茂
(
しげ
)
つた
美
(
うつく
)
しい
森林
(
しんりん
)
もまたゝくまに
灰
(
はひ
)
になつてしまふのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
火勢(かせい)の例文をもっと
(5作品)
見る
くわせい
(逆引き)
家財道具
(
かざいだうぐ
)
が
門
(
もん
)
の
外
(
そと
)
に
運
(
はこ
)
ばれた
時
(
とき
)
火勢
(
くわせい
)
は
既
(
すで
)
に
凡
(
すべ
)
ての
物
(
もの
)
の
近
(
ちか
)
づくことを
許容
(
ゆる
)
さなかつた。
家
(
いへ
)
を
圍
(
かこ
)
んで
東
(
ひがし
)
にも
杉
(
すぎ
)
の
喬木
(
けうぼく
)
が
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
井中より
俄
(
にはか
)
に火をいだし
火勢
(
くわせい
)
さかんに
燃
(
もえ
)
あがりければ
近隣
(
きんりん
)
のものども
火事
(
くわじ
)
なりとしてはせつけ、井中より火のもゆるを見て此井を掘しゆゑ此火ありとて村のものども口々に主人を
罵
(
のゝし
)
り
恨
(
うら
)
みければ
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
火勢(くわせい)の例文をもっと
(4作品)
見る
“火勢”の意味
《名詞》
火が燃焼する勢い。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
勢
常用漢字
小5
部首:⼒
13画
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火桶
火光
火酒
検索の候補
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“火勢”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
本多静六
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長塚節
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