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川蝦
ふりがな文庫
“川蝦”の読み方と例文
読み方
割合
かわえび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわえび
(逆引き)
藻草
(
もぐさ
)
が静かに揺れている水の中を
覗
(
のぞ
)
くと、ひらたという躯の透明な小さい
川蝦
(
かわえび
)
がい、やなぎ
鮠
(
ばえ
)
だの、金鮒などがついついと泳ぎまわっていた。
青べか物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ただ、おりおり、岸の葦のしげみに
川蝦
(
かわえび
)
が、その長い
髭
(
ひげ
)
を水の上まで出して
跳
(
は
)
ねるばかりでした。
寂しき魚
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
奥さんは何も知らず、銑太郎なお欺くべしじゃが、あの、お松というのが、また悪く
下情
(
かじょう
)
に通じておって、ごうなや
川蝦
(
かわえび
)
で、
鰺
(
あじ
)
やおぼこの釣れないことは心得ておるから。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
川蝦(かわえび)の例文をもっと
(5作品)
見る
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
蝦
漢検準1級
部首:⾍
15画
“川”で始まる語句
川
川面
川柳
川上
川岸
川下
川原
川越
川端
川辺
“川蝦”のふりがなが多い著者
山本周五郎
室生犀星
泉鏡花