“子婦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よめ85.7%
しふ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此年の暮れむとする十二月二十五日に、広島では春水が御園みその道英のぢよじゆん子婦よめに取ることを許された。不幸なる最初の山陽が妻である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
〔新婦と〕いかなる新婦もアダムの裔なればその女に當り、アダムの裔なる男子に嫁すればその子婦よめに當る
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
抽斎は子婦しふ糸の父田口儀三郎の窮をあわれんで、百両余の金をおくり、糸をば有馬宗智ありまそうちというものに再嫁せしめた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)