“女子供”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おんなこども57.1%
おなこども14.3%
おなごども14.3%
をんなこども14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折々は魔法みたいな事をして愚民ぐみんを驚かしたそうだ、始終猫撫声ねこなでごえをして女子供おんなこどもを手なずけたそうだなど、その他あらゆる悪口をもって、彼は見事に失敗したなどといったであろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
御上おうへぶんしたの分とわけた御膳籠ごぜんかごもは入附添の手代より目録もそれ/\行渡り役目すめば御祝酒の𢌞りて女子供おなこどもにざれかゝり大聲立て、ばあやにゝらまれこそ/\と出行跡いでゆきしあと
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
女子供おなごどもがもうどの位寝ているか、わたしは知らぬ。
家内中かないぢゆう女子供をんなこどもはもう十日前にことごと退かせてある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)