“をんなこども”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
女小兒33.3%
女児共33.3%
女子供33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このときねずみにくさは、近頃ちかごろ片腹痛かたはらいたく、苦笑くせうをさせられる、あの流言蜚語りうげんひごとかをたくましうして、女小兒をんなこどもおびやかすともがらにくさとおなじであつた。……
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
女小兒をんなこどもはそのたびにあをる。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日が暮れると、近所の女児共をんなこどもが螢狩に誘ひに来た。案外気軽に智恵子はそれに応じて、宿の二人の小供をも伴れて出た。出る時、加藤の玄関が目に浮んだ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
家内中かないぢゆう女子供をんなこどもはもう十日前にことごと退かせてある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)