キヤク)” の例文
第一に、近世「キヤク」なる語が濫用せられて、其訓なるまれびとの内容をさへ、極めてありふれたものに變化させて來たことを思はねばならぬ。
うみは単にキヤクとして言語をあやなす為に採られたばかりであるが、此種の者もかりに此部類にこめておかう。
和歌批判の範疇 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)