帯革おびかわ)” の例文
そして懐中電灯の光でてらしだしたのは、死人の腹にまいてある幅の広い帯革おびかわであった。それには猟銃の薬莢やっきょうを並べたように、たくさんのポケットがついていた。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)