“茶博多”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゃはかた83.3%
ちやはかた16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今も、黄いろい秩父のついの着物に茶博多ちゃはかたの帯で、末座にすわって聞いているのを見ると、どうしても、一生を放蕩ほうとうと遊芸とに費した人とは思われない。
老年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
こん亀甲きっこう結城ゆうき茶博多ちゃはかたの帯を甲斐かいの口に、渋く堅気につくった三次、夜が明けるが早いか亀安の暖簾のれんを潜った。
其跡そのあと入違いれちがつてたのは、織色おりいろ羽織はおり結城博多ゆうきはかたの五本手ほんて衣服きもの茶博多ちやはかたおびめました人物、年齢四十五六になるひんをとこ。客
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)