はら)” の例文
旧字:
一つは湿気をはらんだ湖の空気に、身も心も胆汁質に仕上げられ、怒りを感ぜず、隠忍自重の風が自然と積上つて来てゐるためかもしれぬ。
琵琶湖 (新字旧仮名) / 横光利一(著)