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帯
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さ
ふりがな文庫
“
帯
(
さ
)” の例文
旧字:
帶
宜しい手前も
武士
(
さむらい
)
で
金打
(
きんちょう
)
致します…今日はいけません…木刀を
帯
(
さ
)
して来たから今日は金打は出来ませんが、
外
(
ほか
)
に
何
(
ど
)
の様なる証拠でも致します
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
蝙也はちょっと眉を曇らせたが、べつに何も云わず、食事の支度を命じて軽く済ますと、納戸から拳大の鉛の塊を取出してきて布に包み、中脇差だけ
帯
(
さ
)
して
松林蝙也
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
花「そんなら見せてやろう、是は其の時旦那の
帯
(
さ
)
して行った脇差だろう、これを帯して出た事は聞いて来たのだ、さどうだ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
花「サア
先生
(
しぇんしぇい
)
喧嘩致しますが、
私
(
わし
)
も一本
帯
(
さ
)
しているから剣術は知らぬながらも
切合
(
きりあい
)
を致すが、私が
鞘
(
さや
)
を払ってからお
前様方
(
めえさんがた
)
斬ってお
出
(
い
)
でなせえ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
荷物を其処へ置いて木剣作りの小脇差を
帯
(
さ
)
したなりで、つか/\と出て来て見ると、
文身
(
ほりもの
)
だらけのでッぷりと
肥
(
ふと
)
った奴が、腰の処へ襦袢
様
(
よう
)
なものを巻き附け
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
彼
(
か
)
の侍は
突然
(
いきなり
)
腰に
帯
(
さ
)
して居た一刀を引抜く
刃
(
はがね
)
の光に、重三郎は
堪
(
たま
)
らんと心得て逃げたが、横へ切れゝば
宜
(
い
)
いのに
真直
(
まっすぐ
)
に往ったから仙台堀へ駈込んだが、暫くして
浮
(
うか
)
み上り
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
昔はお武家が大小を
帯
(
さ
)
してお歩きなすったものですが、廃刀以来幾星霜を経たる今日に至って、お虫干の時か何かに、刀箪笥から長い
刀
(
やつ
)
を
取出
(
とりいだ
)
して、これを
兵児帯
(
へこおび
)
へ帯して見るが
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と直ぐに羽織を
引掛
(
ひきか
)
け、一刀
帯
(
さ
)
して女房おかやを連れ、文治郎の台所口から
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と
山刀
(
やまがたな
)
を
帯
(
さ
)
して片手に鉄砲を
提
(
さ
)
げ、
忍足
(
しのびあし
)
で来て破れ障子に手を掛けまして、
窃
(
そう
)
っと明けて永禪和尚とお梅の居ります所の部屋へ参って、これから
掛合
(
かけあい
)
に成りますところ、一寸一息つきまして。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“帯”の解説
帯(おび、帶)とは、着物の上から腰の上に巻いて結ぶことで着物を体に固定させる幅広で紐状の装身具。道具を装用する機能も持つ。
(出典:Wikipedia)
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“帯”を含む語句
世帯
腰帯
帯刀
腹帯
紐帯
革帯
帯革
扱帯
拐帯
世帯染
昼夜帯
携帯
痩世帯
大佩帯
飾帯
臍帯
繃帯
帯紐
兵古帯
新世帯
...