“あひだ/\”の漢字の書き方と例文
語句割合
間々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連れて参りますが、間々あひだ/\では一月もお寺に参らずにゐる事がございますの。子供だけは遣りますが。
御米およねはたゞ結構けつこう御座ございますとか、御目出おめでたう御座ございますとか言葉ことばを、間々あひだ/\はさんでゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そこらぢゆう夜具箪笥風呂敷包の投出されてゐる間々あひだ/\に、砂ほこりを浴びた男や女や子供が寄りあつまり、中には怪我人の介抱をしたり、または平気で物を食べてゐるものもある。
にぎり飯 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)