トップ
>
奴
>
うぬ
ふりがな文庫
“
奴
(
うぬ
)” の例文
「駄目な事だ。いくらもがいてもこの小六が逃がすものか。さッ、来なければ
奴
(
うぬ
)
一突きだぞ」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狐池如来衛門とは俺の事じゃ!
奴
(
うぬ
)
ら山賊の身でありながら、この界隈に立ち廻わり、旅のお侍を苦しめるとは大胆不敵の悪党め! 俺の目にかかった上からは、このまま棄てちゃおかれねえ。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
何だ
此畜生奴
(
こんちくしやうめ
)
、
奴
(
うぬ
)
ア
何故
(
なんしや
)
此家に居る? ウン此狐奴、何だ? 寢ろ? カラ小癪な!默れ、この野郎、默れ默れ、默らねえか? 此畜生奴、
乞食
(
ほいど
)
、
癩病
(
どす
)
、天理坊主!
早速
(
じらから
)
と出て行け、此畜生奴!
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
奴
(
うぬ
)
!
檻の中
(新字新仮名)
/
波立一
(著)
“奴”の意味
《名詞》
(やっこ)(家つ子の転)家来、家の子。
(やっこ)徳川時代における武家の下僕、中間。
(やっこ)徳川時代の侠客。
(やつ)人や物などをぞんざいに言う語。
(出典:Wiktionary)
“奴”の解説
奴(やっこ)は、江戸時代の武家の下僕のこと。『古事記』が編纂された古代においては奴は奴隷階級を意味したと考えられる。
(出典:Wikipedia)
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“奴”を含む語句
彼奴
奴婢
奴隷
彼奴等
奴輩
何奴
奴等
奴僕
這奴
黒奴
奴凧
匈奴
守銭奴
此奴等
畜生奴
小奴
冷奴
農奴
渠奴
爺奴
...