“小奴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こやつこ50.0%
こやっこ25.0%
しょうど12.5%
やっこ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊年ほうねん坊主は、小奴こやつこの三味線で、何にか踊つてゐたやうで、大きな花火が揚がつて、皆んな其方そつちを向いた時、お絹さんはいきなり悲鳴をあげて船底に倒れました。
この女はおれと寝たがっている、小奴こやっこもそうだ。小奴のほうがこれより縹緻はいい、だが小光だって悪くはないさ。どうして寝ないんだ。
古今集巻之五 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
その死骸は埋めてしまって年を経たのですが、末年になってかの小奴しょうどがむねを抱えて立っている姿を見るようになりました。初めは百歩を隔てていましたが、後にはだんだんに近寄って来ました。
マーキュ うんうん引掻ひっかかれた/\。はて、これで十ぶんぢゃ。侍童こやっこめは何處どこにをる? 小奴やっこ、はよって下科醫者げくわいしゃんでい。