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小奴
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こやつこ
ふりがな文庫
“
小奴
(
こやつこ
)” の例文
豊年
(
ほうねん
)
坊主は、
小奴
(
こやつこ
)
の三味線で、何にか踊つてゐたやうで、大きな花火が揚がつて、皆んな
其方
(
そつち
)
を向いた時、お絹さんはいきなり悲鳴をあげて船底に倒れました。
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
石川の歌集を
繙
(
ひもと
)
く人は、その作品の中に
小奴
(
こやつこ
)
といふ女性が歌はれてゐることを気づくであらう。
石川啄木と小奴
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
其
(
そ
)
の
邊
(
あたり
)
の
公園
(
こうゑん
)
に
廣
(
ひろ
)
き
池
(
いけ
)
あり。
時
(
とき
)
よし、
風
(
かぜ
)
よしとて、
町々
(
まち/\
)
より
納涼
(
すゞみ
)
の
人
(
ひと
)
出
(
い
)
で
集
(
つど
)
ふ。
童
(
わらべ
)
たち
酸漿提灯
(
ほゝづきぢやうちん
)
かざしもしつ。
水
(
みづ
)
の
灯
(
ともしび
)
美
(
うつく
)
しき
夜
(
よる
)
ありき。
汀
(
みぎは
)
に
小
(
ちひさ
)
き
船
(
ふね
)
を
浮
(
うか
)
べて、
水茶屋
(
みづぢやや
)
の
小奴
(
こやつこ
)
莞爾
(
にこ
)
やかに
竹棹
(
たけざを
)
を
構
(
かま
)
へたり。
婦人十一題
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
小奴
(
こやつこ
)
といひし女の
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
奴
常用漢字
中学
部首:⼥
5画
“小奴”で始まる語句
小奴可