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わし
ふりがな文庫
“
自分
(
わし
)” の例文
自分
(
わし
)
の同門に松浦
愚
(
おろか
)
という少年が居った。こいつは学問は一向
出来
(
でけ
)
ん奴じゃったが、名前の通り愚直一点張りで、勤王の大義だけはチャント心得ておった。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
この松浦愚と
自分
(
わし
)
は大の仲好しで、二人で醤油買いに行くのに、わざと二本の太い荒縄で
樽
(
たる
)
を釣下げて
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
あの声は
今日
(
こんにち
)
まで
自分
(
わし
)
の
臓腑
(
はらわた
)
の腐り止めになっている。貧乏というものは
辛労
(
きつ
)
いもので、妻子が飢え死によるのを見ると気に入らん奴の世話にでもなりとうなるものじゃ。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“自分”の意味
《名詞》
自 分(じぶん)
(反射指示代名詞)その人自身、自己。他者でない人。
(軍隊用語、学生用語。第一人称)私。
(関西地方などの方言。第二人称、同格または目下に対して)おまえ、あんた。
(出典:Wiktionary)
自
常用漢字
小2
部首:⾃
6画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“自分”で始まる語句
自分達
自分等
自分自身
自分勝手
自分計
自分一人
自分丈
自分好
自分定
自分樣