“自分:じぶん” の例文
“自分:じぶん”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明287
楠山正雄27
泉鏡花26
泉鏡太郎17
国木田独歩5
“自分:じぶん”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)55.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
土浦つちうらからかれつかれたあしあとてゝ自分じぶんちからかぎあるいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
彼女かのぢよいま自分じぶん假面かめん引剥ひきはぎ、そのみにくさにおどろかなければならなかつた。
(旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
そこで継母ままははは、自分じぶん居室いまにある箪笥たんすのところにって、手近てぢか抽斗ひきだしから
度重たびかさなる文句もんくはいつかあそ仲間なかまわたって、自分じぶんくちからいわずとも
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
といつた滿足まんぞくはしてゐながら、あるてんに、自分じぶんかんじをいつてかせたい仲間なかまのゐない
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
光治こうじは、いままでこのもりなかには、ただ自分じぶん一人ひとりしかいないものとおもっていましたのに
どこで笛吹く (新字新仮名) / 小川未明(著)
これがなつか、はるか、あきのことであったら、なんでもないこと、自分じぶんはたのしんでりをするだろう。
北の国のはなし (新字新仮名) / 小川未明(著)
むすめは、うっとりとしてこころなか自分じぶん姿すがた空想くうそうえがきながらいいました。
ふるさとの林の歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、どうしてもいかなければならない用事ようじがありましたので、つえをついて、自分じぶんいえました。
雪の上のおじいさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
あるのこと、ふと、父親ちちおやは、なにかかんがえると、二人ふたり自分じぶんまえびました。
星と柱を数えたら (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、いっしょにしたしずんでしまうと、今度こんどは、自分じぶんからだかしにかかったのです。
風船虫 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれは、日常にちじょう役場やくばまったり、自分じぶんやぶかえったりしていました。
万の死 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これをきいて、吉雄よしおくんは、はじめて、自分じぶん場所ばしょわるかったのをさとったのでした。
いちじゅくの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、自分じぶん自分じぶんのやっていることをいいわけしてなぐさめ、とうとう、二十日はつかばかりでうつしおえました。
おじいさんは、自分じぶんねんをいれてつくったくわが、百しょうやくにたつのをよろこんでいました。
おじいさんとくわ (新字新仮名) / 小川未明(著)
おけらは、なぜ自分じぶんには、あのような自由じゆうべるうつくしいはねがないのかとあやしみました。
おけらになった話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いとからんだ血腥ちなまぐさいものを、自分じぶんくちるといふやうな苦勞くらうまでして
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「これきんでない?」と、その一人ひとりが、自分じぶんっている、いし破片はへんしめしました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こう一は、自分じぶんおどろいたといわぬばかりに、をまるくして、おかあさんのかおました。
真昼のお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
其邊そのへんちいさい料理屋れうりやれてつて、自分じぶんさびしい財嚢さいふかたむけて
自分じぶん劈頭へきとうだい一に『喋舌しやべこと出來できないもの大馬鹿おほばかである』
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
自分じぶんのは合憎あいにうまことをトン/\拍子びやうしふやうな對手あひてでないから
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
うま自分じぶんのおうちかへつた時分じぶんとうさんはよくしてつてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
自分じぶんりにまはるばかりであるから、あきなひ留守るすの、晝過ひるすぎしんとして
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
きっと先祖せんぞ八幡太郎はちまんたろうおもして、いつも自分じぶんかって行く先々さきざきには
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
なにかよそからもらっても、いつでも自分じぶん一人ひとりでばかりべて、小僧こぞうには一つもくれませんでした。
和尚さんと小僧 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
するうち自分じぶんのからだのおもみで、だんだんなわよわってきて、中途ちゅうとからぷつりとれました。
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
とうさんがいろいろのことを見せてやつた こんどはテン太郎は自分じぶんの学校の勉強べんきやうを帰つてやりなさい
てきなかで、けるのをらなかつたのはじつ自分じぶんながら度胸どきやうい。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
自分じぶんむかしひとらんとかううたがつてゐるので、そのうたがひのおこみちびきとして
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
貴方あなた自分じぶんおもつたをんなは、みんなことくんだとおもつてるもの。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこであるとき、巫女みこんで、どうしたら自分じぶん長生ながいきができるだろうかとわれたのであります。
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
またいろいろなくさが、やはり自分じぶんたちの運命うんめいあまんじてだまっているのをますと、いつしか
小さな赤い花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、その子供こどもは、彼女かのじょさがしている自分じぶんんだ子供こどもではありませんでした。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、ふところなかから自分じぶんのハーモニカをして、だるまのくちしつけました。
雪だるま (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼女かのじょは、その小鳥ことりうたが、なんだか自分じぶんまで誘惑ゆうわくするような気持きもちがしたのです。
ふるさとの林の歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
二人ふたりのものが、自分じぶんらの部落ぶらくかえりましたときに、みんなは、どんなにびっくりしたでありましょう。
幸福に暮らした二人 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、おかあさんはやはり、いつでも自分じぶんといっしょにあそんだり、ねころんだりしてはいられませんでした。
はてしなき世界 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、自分じぶんには、不幸ふこうははと、はらちがいのおとうといもうとがあることをりました。
塩を載せた船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、つくづくと自分じぶん勇気ゆうきがなかったのをかんじ、ねこをなぐらなかったのを後悔こうかいしました。
はととりんご (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼女かのじょ自分じぶんのへやへはいってひとりになると、しみじみとして田舎いなかのことがかんがえられました。
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
青年せいねんは、だれからぬが、うみのかなたから自分じぶんむかえにくるものがあるようながしました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
なってえるので、としちゃんは魔法まほう眼鏡めがね自分じぶんんでいる、大事だいじな、そして
友だちどうし (新字新仮名) / 小川未明(著)
「どうしたの?」と、光子みつこさんは顔色かおいろをかえて、自分じぶんくさむらのなかにかけよろうとしました。
はちの巣 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いつか代診だいしんより、院長いんちょうえらいとおもった、自分じぶんおろかしさをさとったのでした。
世の中のこと (新字新仮名) / 小川未明(著)
(でも、壱岐いきはわるだくみで、自分じぶん長崎ながさきからおいだしたんだから、まあ、これで、あいこというものだ。)
そして、自分じぶんも、学生がくせいうしろについて、ゆきかかりますと、学生がくせいが、はなしをしていました。
あらしの前の木と鳥の会話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
てつという、堅固けんごなものが存在そんざいして、自分じぶん反抗はんこうするようにかんがえたからです。
ある夜の星たちの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど、あのバイオリンが、はたして、自分じぶんにもどってくるか、どうかということは、まったくわかりませんでした。
海のかなた (新字新仮名) / 小川未明(著)
いま、正雄まさおは、自分じぶん行為こういたいして、気恥きはずかしさをかんぜずにはいられなかったのです。
青いボタン (新字新仮名) / 小川未明(著)
それが、自分じぶん職業しょくぎょうであるうえは、たとえ一けんといってもててしまうわけにはいきませんでした。
薬売りの少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
けれど先生せんせい自分じぶん虚榮心きよえいしん犧牲ぎせいになるやうな生活せいくわつません。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
犯人はんにんはウィスキイの相手あいてをしていたが、むろん、自分じぶんまずに老人ろうじんにだけませた。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
とうさんはそれだけのことをいにくそうにって、また自分じぶん部屋へやほうもどってった。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
さいは自分じぶんたくから一丁ばかりはなれた桑園くはゞたけなか借馬屋しやくばやがあるので
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
自分じぶんいへはやしとのあひだにはひと足趾あしあとだけの小徑こみちがつけてある。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それ自分じぶん自分じぶんあたまつてみて、二つのものをぜやうとつとめたものである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ふだんは、やさしい人なつこいあのやうなおつかさまでも、いざ自分じぶんのものとなると、あの様な劇しい詞が口から出る。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)
それをくと、とうさんは自分じぶん子供こども時分じぶんかへつてくやうながします。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そして、時時ときどき我知わたしらずぐらぐらとひよろけ自分じぶんからだをどうすることも出來できなかつた。
一兵卒と銃 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
かれひと自分じぶん窘逐きんちくするとことにしてゐる瘋癲患者ふうてんくわんじや
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
自分じぶんをして一ぷんごとにも壓制者あつせいしや殘忍ざんにん愚鈍ぐどんいきどほらしむるところ
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
自分じぶんをして一ぷんごとにも圧制者あっせいしゃ残忍ざんにん愚鈍ぐどんいきどおらしむるところ
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
またぜにっていると、すぐさまそのぜにうばって、自分じぶんでなにかってべてしまう。
つばめと乞食の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いろいろのあそびをしましたが、このなつばんには、このかしのしたにきて、自分じぶんらがいたり
不死の薬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
太郎たろうはじっとゆきなかたおれて自分じぶん見上みあげているおつ見下みおろしながら、
雪の国と太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれ今日きょうはどうか自分じぶんにあたらなければいいがとこころのうちでそればかりいのっていました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おしゃべりのからすはすぐ、自分じぶんうえんでゆくかもめをつけて、こえをかけずにいられませんでした。
馬を殺したからす (新字新仮名) / 小川未明(著)
小太郎こたろうはもしやこのおんなひとが、自分じぶんのほんとうのおかあさんではなかろうかとおもいました。
けしの圃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すみれは、自分じぶんまれ地面じめんからはなされることは、たいそうかなしゅうございました。
つばきの下のすみれ (新字新仮名) / 小川未明(著)
竹子たけこさんは、すみれのわったはちを、自分じぶん勉強べんきょうするつくえのそばにってきました。
つばきの下のすみれ (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、すでに、うしは、自分じぶん子供こどもせたままいけなかへどんどんとはいっていきました。
百姓の夢 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ひく二郎じろうには、自分じぶんひとりでは、それをまどそとすことができなかったのです。
びっこのお馬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「これからさき、自分じぶんはどうしたらいいだろう。」とかんがえても、いい思案しあんかぶはずもなかったのです。
石をのせた車 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼっちゃんは、もうそのころから、自分じぶんは、ただ一人ひとりであるというような、さびしさをかんじたのであります。
はてしなき世界 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして自分じぶんたちは、いつまでもこんなにさびしいおくらなければならないのだろうかと、かなしくなりました。
幸福のはさみ (新字新仮名) / 小川未明(著)
正吉しょうきちは、むねがどきどきして、自分じぶんらえようと、こころにきめると、みんなにむかって、
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かれは、自分じぶん部屋へやへもどると、大声おおごえさけんだのです。そして、かんがえたのでした。
心の芽 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いったい、なんのため、こう自分じぶんばかりているのだろう。」と、教師きょうしは、不快ふかいおもいました。
天女とお化け (新字新仮名) / 小川未明(著)
さむあさで、自分じぶんくちや、はなからいきしろこおってえました。
犬と古洋傘 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「まあ、自分じぶんのなまけることはわからずに、ひとのなまけることはよくわかるんですね。」と、おわらいになりました。
おさらい帳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
こんなときは、田舎いなかおもされて、どんなに、自分じぶんうちこいしかったかしれません。
気にいらない鉛筆 (新字新仮名) / 小川未明(著)
また、あるときは、おもわぬ知遇ちぐうて、栄達えいたつする自分じぶん姿すがたえがきました。
希望 (新字新仮名) / 小川未明(著)
年郎としろうくんは、自分じぶんつくった西洋せいようだこをって、はらっぱへげにいきました。
西洋だこと六角だこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
羽根はねは、なんだかからすが、自分じぶんを「どこへいくのだろう。」と、じっとているようながしました。
東京の羽根 (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかし、まさちゃんには、もう、自分じぶんうつくしいじゅずだまつくれる自信じしんができました。
左ぎっちょの正ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
小田おだには、なにもかもわかっていました、自分じぶんが、パンをべずに、おとうとにパンをってやったことも。
笑わなかった少年 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、自分じぶんこえは、むなしく、しんとしたよる世界せかいられてしまいました。
小ねこはなにを知ったか (新字新仮名) / 小川未明(著)
こういうと、おつは、がっかりとして、自分じぶんからだすなうえげてきだしました。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
不思議ふしぎだろう。」と、たけちゃんが、自分じぶんもそれにとれてあたまかたむけていました。
白い雲 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それよりか、自分じぶんが、そんをせずに、うまく危険きけんからのがれたことをよろこんだのでありました。
深山の秋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
野犬やけんの一ぐんは、ジャックを中心ちゅうしんにして、自分じぶんたちの生活せいかついとなむことにしました。
花の咲く前 (新字新仮名) / 小川未明(著)
これをいたときに、信吉しんきちは、いままでの自分じぶん意気地いくじなしが、しんずかしくなりました。
風雨の晩の小僧さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
自分じぶんたちの世界せかいは、べつだとかんがえたのは、ひと正吉しょうきちだけではなかったのです。
眼鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
只々たゞ/\自分じぶん次第しだいつまらなくなるをばかりかなしいことおもひました。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「べつにどこへもきませんわ。ちやんと自分じぶんのうち、青流亭せいりゅうていのお帳場ちょうばにいましたよ」
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
をんなにしてたいやうな少年せうねん自分じぶん美少年びせうねんではあつたが、亂暴らんばう傲慢がうまん
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
ゆきしたくには、て、自分じぶんちがつて後方うしろとほけねばならないのに
星あかり (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
じょう光明あかりんでると同時どうじに、自分じぶんかれているところ
――とふともなく自分じぶん安心あんしんして、益々ます/\以前もとかんがへふけつてると
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
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