“めんめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
目々25.0%
25.0%
自分25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも、まだ小ちやなすゞちやんは、まぶしさうにめんめをつぶつて、おぎァ/\といふきりで、ぽつぽを見ようともしませんでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
すゞちやんは、たとへそのときめんめをあけても、まだ、ぽつぽどころか、お父さまもお母さまも、なんにも見えなかつたのでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
折角せっかく面白いものを見せて上げようと云うのじゃないか。目々めんめいて、ホラ、よくごらん。可哀相にあの娘さんも、丁度お嬢さんと同じ位の年恰好としかっこうだね。
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
舌をば出した、めんめをつぶつて点々ぼちぼちも視た。
「あんまりどす。」とお信さんは恨めしさうにすゝり泣きを始めた「お父つあん等、自分めんめの子お産みやしたことおへんよつてお知りんのどす。」
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)