めんめ)” の例文
でも、まだ小ちやなすゞちやんは、まぶしさうにめんめをつぶつて、おぎァ/\といふきりで、ぽつぽを見ようともしませんでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
すゞちやんは、たとへそのときめんめをあけても、まだ、ぽつぽどころか、お父さまもお母さまも、なんにも見えなかつたのでした。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)
お母さまは、お部屋の鏡だんすのふちから、ねてゐるすゞちやんのめんめのま上へ横に麻糸をわたして、こちらの柱のくぎへくゝりつけました。
ぽつぽのお手帳 (新字旧仮名) / 鈴木三重吉(著)