“もく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モク
語句割合
58.9%
20.2%
6.5%
6.5%
2.4%
2.4%
1.6%
木工0.8%
木理0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われをして「骨董好き」と言ふ、誰かつて大笑せざらん。唯われは古玩を愛し、古玩のわれをして恍惚たらしむるを知る。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
ハバトフはその何故したまま、さッさと六号室這入ってったが、ニキタは雑具から起上って、彼等をする。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
汲上ぐる釣瓶神樂騷然雜然ありてするはく、ありてえざるはきにれり。
鉄槌の音 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
取り上げて、障子の方へ向けて見る。障子には植木鉢の葉蘭の影が暖かそうに写っている。首をげて、き込むと、の字が小さく見える。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鍵も一々扉や引出に準じて異なるものが用いられる。箪笥類の他に船中に安置した厨子もあると聞いている。外部は主として欅を用い、それも前面は好んで「」を選ぶ。内部の用材は多くである。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
班固の『白虎通』にいわく猴はなり、人の食を設け機を伏するを見れば高きにって四望す、に善きものなり、猴好んで面をうてするごとき故に沐猴という。
私は、子供の時代に、三番町に住んでいた清田という漢学の先生の塾に、毎日かよった。先生は、幕府時代には与力の身分の人で、漢学には深い造詣があった。漢文の著書も数種あった。
私の歩んだ道 (新字新仮名) / 蜷川新(著)
などと言って、さすがに真正面から促すのでなく、主人の注意を引こうとするようなことを言う声が聞こえた。中将の君や木工などは
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)
木工の君は初めからこの家の女房であとへ残る人であった。中将の君は夫人といっしょに行くのである。
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)
床の間は山桑のふち、ヤチダモの板、イタヤ木理の落し掛け、センの天井。書院はクルミの机、カツラ木理の天井、オンコの欄間、トチの腰板、ヤシの脇壁板。
泡鳴五部作:03 放浪 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)