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汲上
ふりがな文庫
“汲上”の読み方と例文
読み方
割合
くみあ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くみあ
(逆引き)
水
(
みづ
)
汲上
(
くみあ
)
ぐる
釣瓶
(
つるべ
)
の
音
(
おと
)
、
機
(
はた
)
を
織
(
お
)
る
音
(
おと
)
、
鐘
(
かね
)
の
聲
(
こゑ
)
、
神樂
(
かぐら
)
の
響
(
ひゞき
)
、
騷然
(
さうぜん
)
、
雜然
(
ざつぜん
)
、
業
(
げふ
)
に
聲
(
こゑ
)
ありて
默
(
もく
)
するは
無
(
な
)
く、
職
(
しよく
)
に
音
(
おと
)
ありて
聞
(
きこ
)
えざるは
無
(
な
)
きに
到
(
いた
)
れり。
鉄槌の音
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それと申すが、まず庭口と思う処で、キリキリトーンと、余程その
大轆轤
(
おおろくろ
)
の、
刎釣瓶
(
はねつるべ
)
を
汲上
(
くみあ
)
げますような音がいたす。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
真鍮
(
しんちゅう
)
の水さしを持って来て言うのには、手水は発動機で
汲上
(
くみあ
)
げている処、発電池に故障があって、電燈もそのために
後
(
おく
)
れると、帳場で言っているそうで。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
汲上(くみあ)の例文をもっと
(5作品)
見る
汲
漢検準1級
部首:⽔
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“汲”で始まる語句
汲
汲々
汲取
汲出
汲水場
汲込
汲分
汲替
汲交
汲桶
“汲上”のふりがなが多い著者
泉鏡花
泉鏡太郎