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汲取
読み方 | 割合 |
くみと | 60.0% |
くみとり | 30.0% |
くみとつ | 10.0% |
いや阿関こう言ふと父が無慈悲で
汲取つてくれぬのと思ふか知らぬが決して御前を
叱かるではない、身分が釣合はねば思ふ事も自然違ふて
含まれければ左仲は其心を
汲取て大いに恐れ入り仰せの趣き
畏まり奉つり候へども
先刻私しより申上候通り誠に
折惡く主人主税之助事病氣に候間
據ころなく家來を
汲取て郷右衞門に向ひ扨々恐れ入たる御物語り
御二方樣の事は私しが身に
代ても
御引受申し
上御世話仕つるべければ必ず/\
御氣遣ひ
成れまじと世に
頼母しく引請ければ郷右衞門は大いに悦び
然らば
明方迄には
御連申さんにより
呉々も
頼むなりと云ひ置て立歸りしに七右衞門も
斯請合し上はとて己も郷右衞門の
後より大雪を