“汲替”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くみか50.0%
とりか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただその上下(うえした)を装束(そうぞ)くにも、支度の夜は丑満(うしみつ)頃より、女紅場(じょこうば)に顔を揃えて一人々々沐浴(ゆあみ)をするが、雪の膚(はだえ)も、白脛(しろはぎ)も、その湯は一人ずつ紅(べに)を流し、白粉(おしろい)を汲替(くみか)える。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「人様(ひとさま)御迷惑。蚊柱のように唸るんでございますもの、そんな湯呑には孑孑(ぼうふら)が居ると不可(いけ)ません。お打棄(うっちゃ)りなさいましよ。唯今、別のを汲替(とりか)えて差上げますから。」と片手をついて立構(たちがまえ)す。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)