“卷返”の読み方と例文
読み方割合
まきかへ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頷(うなづ)き給(たま)ひ、卷返(まきかへ)して高(たか)く右手(めて)に捧(さゝ)げられ、左手(ゆんで)を伸(の)べて「杢(もく)、」「は」と申(まを)して御間近(おんまぢか)に進出(すゝみい)づれば、件(くだん)の誓文(せいもん)をたまはりつ。
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
我先(われさき)に其(その)端艇(たんてい)に乘移(のりうつ)らんと、人波(ひとなみ)うつて嘈閙(ひしめ)く樣(さま)は、黒雲(くろくも)の風(かぜ)に吹(ふ)かれて卷返(まきかへ)すやうである。