自分じしん)” の例文
しかしながら地震ぢしん出會であつた其瞬間そのしゆんかんおいては、大小だいしよう國民こくみんのこらず自分じしん適當てきとう處置しよちらなければならないから、此場合このばあひ心懸こゝろがけは地震國ぢしんこく國民こくみんつて一人ひとりのこらず必要ひつようなことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
長谷部老人は自分じしんの娘のような自慢口調で、こんな事を申します。
死の予告 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)