“別條”のいろいろな読み方と例文
新字:別条
読み方割合
べつでう66.7%
ことなること33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
冥界めいかい伴侶みちづれか、はか相借家あひじやくやか、とまであやしんだ二人ふたりをんなが、別條べつでうなく、しかも、そろつてうつくしいかほげてたから。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さら人間にんげん別條べつでうはない。しかし、おなじこと三晩みばんつゞいた。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
目前まのあたり見ての憂ひよりは想像おもひやりにこそ苦はまされ、別條ことなることなきよしを知らせて、其さまざまに走しる想像の苦を安めたし
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)