“佐倉宗吾”の読み方と例文
読み方割合
さくらそうご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もし自分じぶんが、あの佐倉宗吾さくらそうごだったら。」と、空想くうそうしたことでした。あの悲惨ひさんきわまる運命うんめいにあわなければならぬと想像そうぞうしたのです。
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき重税を課しては国のためにうれうべき事であると、佐倉宗吾さくらそうごを気取ったまではいいが、佐倉宗吾のように命を捨てたかといえば、なかなか捨てるどころか、かえって強盗ごうとう強姦ごうかんしたものもある。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
六つか七つの時分、佐倉宗吾さくらそうごの芝居を通しで見たことがある。
怪談 (新字新仮名) / 平山蘆江(著)