“證明”のいろいろな読み方と例文
新字:証明
読み方割合
あかし28.6%
しようめい28.6%
しやうめい14.3%
しょうめい14.3%
せうめい14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眩きばかりの證明あかしぞや。
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
今一いまひとつ、古今集こきんしゆう名高なだかうたをあげて、評判ひようばん實際じつさいとはこれほどちがふといふことを證明しようめいしてたいとおもひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
本邦ほんぱう石器時代遺跡せききじだいいせきより出づる石輪中せきりんちうにも或は同種だうしゆのもの有らんかなわかごむしろの存在は土器どき押紋おしもん及び形状けいじやう裝飾そうしよく等に由つて充分に證明しやうめいするを得べし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
これを見ても彼等が漸次しだいに退化したことが證明しょうめいされる。忠一は自己の想像のあやまらざりしことを心ひそかに誇った。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
異地方發見の土器どき比較ひかくして、其土質、製法、形状、紋樣等を對照たいせうするも亦類似るいじつよくして一地方の物の他地方に移りし事、即ち異地方相互の間に交通ありし事を證明せうめいする事實じじつ少しとせざるなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)