“今一”の読み方と例文
読み方割合
いまひと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今一いまひとつ、わたくしは松島海軍大佐かいぐんたいさなる姓名せいめいみゝにして、たちま小膝こひざをポンとたゝいたよ。讀者どくしや諸君しよくん! 松島海軍大佐まつしまかいぐんたいさとはたれであらう?
今一いまひとつ、古今集こきんしゆう名高なだかうたをあげて、評判ひようばん實際じつさいとはこれほどちがふといふことを證明しようめいしてたいとおもひます。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
頂上ちようじようからえず蒸氣じようき火山灰かざんばひによつてぐにそれがヴェスヴィオなることがづかれるが、それと同時どうじ今一いまひと左方さほう竝立へいりつしてえるとがつたやま見落みおとしてはならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)