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『渚』
ふりがな文庫
『
渚
(
なぎさ
)
』
齒醫者への出がけに、ななえが來た。 鮒の子を持つて來たんですけれど、池ん中に手網を入れてすくつて見ても、すぐ水が濁つてしまつて鮒の子がどこにゐるのか、判んなくなつちやつたと言ひ、ビニールの袋を差し出して見せたが、中には瘠せた鮒の子が、たつた …
著者
室生犀星
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「群像」1961(昭和36)年7月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
少女
(
こども
)
裝飾
(
ショーウインド
)
羽掻
(
はがひ
)
煽
(
あふ
)
甕
(
がめ
)
銹
(
さ
)
咎
(
とがめ
)
寢
(
やす
)
憔悴
(
やつ
)
懷
(
なつ
)
棄
(
す
)
面
(
おもて
)
遂々
(
とうとう
)
購入
(
かひい
)
質
(
たち
)
芯
(
しん
)
縛
(
しば
)
不尠
(
すくなからず
)
指頭
(
ゆびさき
)
惠
(
めぐ
)
叱言
(
こごと
)
其處
(
そこ
)
傷
(
いた
)
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