“そうしよく”の漢字の書き方と例文
語句割合
裝飾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本邦ほんぱう石器時代遺跡せききじだいいせきより出づる石輪中せきりんちうにも或は同種だうしゆのもの有らんかなわかごむしろの存在は土器どき押紋おしもん及び形状けいじやう裝飾そうしよく等に由つて充分に證明しやうめいするを得べし。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
また骨角器以外こつかくきいがい貝殼かひがらつくつた器物きぶつもないではありませんが、それはおも裝飾そうしよくもちひられたもので、なかでも一番いちばんおほいものはかひ腕輪うでわであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
紐 紐は上着のえりを止める爲にも、股引を身に着ける爲にも必要にして、又裝飾そうしよくにも欠く可からざる物なり。土器の表面の模樣中にはひもを押し付けし痕有り。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
しかしまづそんなのは例外れいがいであつて、普通ふつうはなんの裝飾そうしよくもなく簡單かんたんちひさなあなぎません。(第六十一圖だいろくじゆういちず
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
模樣もようはたいていなはむしろかたしつけそのうへ曲線きよくせん渦卷うづまきだとか、それに類似るいじ模樣もようがつけてありますが、ときには突出とつしゆつしたおびのような裝飾そうしよくをつけたものもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
是製造の始ものとして用ゐたる編み物或は木の葉が偶然此所に印せられしに他ならず。裝飾そうしよくには摸樣もやう彩色さいしきとの二種有り。摸樣は燒く前に施し、彩色は燒きたるのちほどこせしなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)