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『牛鍋からすき焼へ』
ふりがな文庫
『
牛鍋からすき焼へ
(
ぎゅうなべからすきやきへ
)
』
「おうなにしますか、それとも、ギュウがいいかい?」 と、僕の祖母は、鰻を「おうな」牛肉を「ギュウ」と言った。 無論、明治の話。然し、それも末期だ。だから、その頃は、牛鍋は、ギュウナベと言いました。 今でこそ、牛肉すき焼と、東京でも言うように …
著者
古川緑波
ジャンル
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
今朝
(
いまあさ
)
牛屋
(
ギュウヤ
)
経験
(
こと
)
嘲
(
わら
)
今半
(
いまはん
)
何
(
ど
)
味淋
(
みりん
)
平埜
(
ひらの
)
松喜
(
まつき
)
油煮
(
あぶらだき
)
肝腎
(
かんじん
)
頗
(
すこぶ
)
麩
(
ふ
)