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世馴
ふりがな文庫
“世馴”の読み方と例文
読み方
割合
よな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よな
(逆引き)
この時分は
手持無沙汰
(
てもちぶさた
)
でさえあればにやにやして済ましたもんだ。そこへ行くと安さんは自分より
遥
(
はる
)
か
世馴
(
よな
)
れている。この
体
(
てい
)
を見て
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
言わずともわが身——
世馴
(
よな
)
れぬ
無垢
(
むく
)
の
乙女
(
おとめ
)
なればこうもなろうかと、彼女自身がそうもなりかねぬ心の
裏
(
うち
)
を書いて見たものと見ることが出来よう。
樋口一葉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
しかし
世馴
(
よな
)
れた優善は鉄を子供
扱
(
あつかい
)
にして、
詞
(
ことば
)
をやさしくして
宥
(
なだ
)
めていたので、二人の間には何の衝突も起らずにいた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
世馴(よな)の例文をもっと
(25作品)
見る
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“世”で始まる語句
世
世界
世間
世話
世帯
世人
世辞
世嗣
世故
世子
“世馴”のふりがなが多い著者
犬養健
三島霜川
ロマン・ロラン
末吉安持
吉川英治
長谷川時雨
永井荷風
柳田国男
幸田露伴
泉鏡花