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『犬と人と花』
ふりがな文庫
『
犬と人と花
(
いぬとひととはな
)
』
ある町はずれのさびしい寺に、和尚さまと一ぴきの大きな赤犬とが住んでいました。そのほかには、だれもいなかったのであります。 和尚さまは、毎日御堂にいってお経を上げられていました。昼も、夜も、あたりは火の消えたように寂然として静かでありました。 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「黒煙」1919(大正8)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
あ
)
上
(
うえ
)
生
(
う
)
経
(
きょう
)
下
(
お
)
余
(
あま
)
晴
(
ば
)
食
(
く
)
中
(
なか
)
人
(
にん
)
体
(
からだ
)
和
(
やわ
)
喫
(
す
)
夜
(
よる
)
富
(
と
)
年
(
ねん
)
後
(
のち
)
御堂
(
おどう
)
怠
(
なま
)
急
(
きゅう
)
数年
(
すうねん
)
生活
(
せいかつ
)
精
(
せい
)
結
(
むす
)
腹
(
はら
)
若
(
わか
)
葬
(
ほうむ
)
軽
(
かる
)
静
(
しず
)
頭
(
あたま
)
一人
(
ひとり
)
下
(
した
)
世
(
よ
)
乞食
(
こじき
)
人
(
ひと
)
人々
(
ひとびと
)
人間
(
にんげん
)
今年
(
ことし
)
今度
(
こんど
)
仏
(
ほとけ
)
仕事
(
しごと
)
住
(
す
)
働
(
はたら
)
元気
(
げんき
)
出
(
で
)
分
(
わ
)
勤
(
つと
)
去
(
さ
)
取
(
と
)
口
(
くち
)
向
(
む
)
吸
(
す
)
吹
(
ふ
)
和尚
(
おしょう
)
咲
(
さ
)
喜
(
よろこ
)
営
(
いとな
)
困
(
こま
)
境内
(
けいだい
)
墓
(
はか
)
声
(
こえ
)
売
(
う
)
変
(
か
)
大
(
おお
)
天気
(
てんき
)
太
(
ふと
)
娑婆
(
しゃば
)
子供
(
こども
)
寂然
(
ひっそり
)
寺
(
てら
)
小
(
ちい
)
小旗
(
こばた
)
屋台
(
やたい
)
常
(
つね
)
平和
(
へいわ
)
年
(
とし
)
幾
(
いく
)
床
(
とこ
)
庭先
(
にわさき
)
徳
(
とく
)
心
(
こころ
)
心配
(
しんぱい
)
怒
(
おこ
)
怠
(
おこた
)
悪
(
わる
)
悲
(
かな
)
慕
(
した
)
懇
(
ねんご
)
持
(
も
)
振
(
ふ
)
散
(
ち
)
旅人
(
たびびと
)
日
(
ひ
)
明
(
あ
)
春
(
はる
)
昼
(
ひる
)
時分
(
じぶん
)
晴
(
は
)
木
(
き
)
村
(
むら
)