“屋台”のいろいろな読み方と例文
旧字:屋臺
読み方割合
やたい91.7%
キオスク8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にん一人ひとりずつその屋台やたいまえって、ちいさなあなをのぞいてみました。すると、それには不思議ふしぎな、ものすごい光景ありさまうごいてました。
夕焼け物語 (新字新仮名) / 小川未明(著)
大詰の大戦争の駢馬三連車も人を驚かせるが、この踊り屋台やたい然たる戦車の上に六人の銃手が銃口を揃えてるのはすさまじい。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
チェホフの父は解放された農奴でタガンローグというアゾフ海の近くのどこかの町で屋台キオスク商人として生活していた。と読んだことが思い出された。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
日曜日にだけ商売する屋台キオスクだった。その前で、二人の若いものが何か論判していた。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)