“町所”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうどころ33.3%
まちどころ33.3%
ちやうところ16.7%
ちやうどころ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町所ちょうどころは知りません、あんまり綺麗な女だからって、若い者が後で騒ぎましたが、この辺で見たことのない女で探しようがありません。
こうなれば、最初からやり直しだ。お品さんは手蹟が良いから、御苦労でも去年の暮からさらわれた人の名と、年と、町所まちどころと商売とを調べ上げて、さらわれた日と時刻と、出来れば天気と手口を
願ひしかば程なく檢使けんし役人やくにん入來いりきたりて疵所きずしよを改め家内の口書くちがきをとり何ぞ心當りはなきやとたづねの時右彦兵衞が事を委細ゐさいに申立しにぞこれまた町所ちやうところ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
さう云はれて見ると、自分も急に当惑たうわくした。宿の名前は知つてゐるが、宿の町所ちやうどころは覚えてゐない。
京都日記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)