“赤犬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あかいぬ60.0%
あか40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるまちはずれのさびしいてらに、和尚おしょうさまと一ぴきのおおきな赤犬あかいぬとがんでいました。そのほかには、だれもいなかったのであります。
犬と人と花 (新字新仮名) / 小川未明(著)
びっくりしたので、としちゃんは、きやんで、けて、赤犬あかいぬると、やさしそうなつきをして、っていました。
小さな年ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「驚きましたね親分。丸屋の勇三でなく、伍助の赤犬あかでないとすると、下手人はないことになりやしませんか」
お前さん知らないの? ウールトオの家の犬ね、あのでっかい赤犬あかよ。彼犬あれが狂犬になったんだとさ。
生さぬ児 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)