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赤犬
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あかいぬ
ふりがな文庫
“
赤犬
(
あかいぬ
)” の例文
ある
町
(
まち
)
はずれのさびしい
寺
(
てら
)
に、
和尚
(
おしょう
)
さまと一ぴきの
大
(
おお
)
きな
赤犬
(
あかいぬ
)
とが
住
(
す
)
んでいました。そのほかには、だれもいなかったのであります。
犬と人と花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
二
度
(
ど
)
びっくりしたので、
年
(
とし
)
ちゃんは、
泣
(
な
)
きやんで、
目
(
め
)
を
開
(
あ
)
けて、
赤犬
(
あかいぬ
)
を
見
(
み
)
ると、やさしそうな
目
(
め
)
つきをして、
尾
(
お
)
を
振
(
ふ
)
っていました。
小さな年ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、お
使
(
つか
)
いにいって、お
豆腐屋
(
とうふや
)
の
前
(
まえ
)
に、
赤犬
(
あかいぬ
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えなかったとき、
年
(
とし
)
ちゃんは、どんなにさびしく
思
(
おも
)
ったかしれません。
小さな年ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
豆腐屋
(
とうふや
)
の
前
(
まえ
)
に、
大
(
おお
)
きな
赤犬
(
あかいぬ
)
がいました。
年
(
とし
)
ちゃんは、その
前
(
まえ
)
を
通
(
とお
)
るのが、なんだかこわかったのです。けれど、
赤犬
(
あかいぬ
)
は、あちらを
向
(
む
)
いていました。
小さな年ちゃん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
赤犬
(
あかいぬ
)
も、お
経
(
きょう
)
のあげられる
時分
(
じぶん
)
には、ちゃんときて、いつものごとく
瞼
(
まぶた
)
を
細
(
ほそ
)
くして、お
経
(
きょう
)
の
声
(
こえ
)
を
聞
(
き
)
いていました。
犬と人と花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
僕
(
ぼく
)
は、
悲
(
かな
)
しくなりました。そうして、
二人
(
ふたり
)
が
魚屋
(
さかなや
)
の
前
(
まえ
)
にくると、ちょうど、
赤犬
(
あかいぬ
)
とよその
子供
(
こども
)
が
遊
(
あそ
)
んでいました。
僕の通るみち
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
赤犬
(
あかいぬ
)
は、
和尚
(
おしょう
)
さまの
話
(
はなし
)
を
聞
(
き
)
いて、さもよくわかるようにうなだれて、二つの
目
(
め
)
から
涙
(
なみだ
)
をこぼしていました。
犬と人と花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“赤犬”の解説
赤犬(あかいぬ)は日本のバンド。
1993年に大阪芸術大学の音楽系学科の学生を中心に大阪で結成された。
元メンバーの松本章が「赤犬」あるいは「赤犬Lights」名義で山下敦弘、坂本一雪、熊切和嘉や宇治田隆史作品の映画音楽を多数担当していた。
バンド名の由来は、メンバーの大半が大学生だった頃、ある女子学生が、「赤犬は食べると旨い」と周囲に吹聴し、結果的に「赤犬」というあだ名がついてしまったという逸話から。この女子学生はメンバーと無関係である。
(出典:Wikipedia)
赤
常用漢字
小1
部首:⾚
7画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
“赤”で始まる語句
赤
赤児
赤子
赤蜻蛉
赤裸
赤銅
赤煉瓦
赤毛布
赤城
赤飯