“あかいぬ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
赤犬60.0%
赤狗20.0%
閼伽衛奴20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びっくりしたので、としちゃんは、きやんで、けて、赤犬あかいぬると、やさしそうなつきをして、っていました。
小さな年ちゃん (新字新仮名) / 小川未明(著)
と是から萩原束が真赤まっかに酔って、耳のあたりまで真黒まっくろ頬髭ほゝひげの生えている顔色がんしょくは、赤狗あかいぬが胡麻汁を喰ったようでございます。
天竺てんじく閼伽衛奴あかいぬ国という国があって、そこの王を和奴和奴王というた、この王もこの国の民も非常に犬を愛する風であったがその国に一人の男があって王の愛犬を殺すという騒ぎが起った
(新字新仮名) / 正岡子規(著)