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鳥
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てう
ふりがな文庫
“
鳥
(
てう
)” の例文
今日なら、もうほんたうに立派な雲の峰が、東でむくむく盛りあがり、みみづくの頭の形をした
鳥
(
てう
)
ヶ森
(
もり
)
も、ぎらぎら青く光って見えた。
さいかち淵
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
『
然
(
さ
)
らば』とドード
鳥
(
てう
)
が
嚴格
(
げんかく
)
に
云
(
い
)
つて
立上
(
たちあが
)
り、『
此
(
この
)
會議
(
くわいぎ
)
の
延期
(
えんき
)
されんことを
動議
(
どうぎ
)
します。
蓋
(
けだ
)
し、もつと
早
(
はや
)
い
有効
(
いうかう
)
な
治療
(
ちれう
)
方法
(
はうはふ
)
が——』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
後
(
あと
)
に残つた宮嶋氏は、手を
拱
(
く
)
んで困りきつた顔をした。そしてペンギン
鳥
(
てう
)
やペリカン
鳥
(
てう
)
が食べ過ぎて腹を痛めた場合の処方箋を考へ出してみたりした。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「ガンブロー
鳥
(
てう
)
」に
突破
(
つきやぶ
)
られたる
輕氣球
(
けいきゝゆう
)
は、
水素瓦斯
(
すいそぐわす
)
の
洩
(
も
)
るゝ
音
(
おと
)
と
共
(
とも
)
に、キリヽ/\と
天空
(
てんくう
)
を
舞
(
ま
)
ひ
降
(
くだ
)
つて、『あはや』といふ
間
(
ま
)
に、
大洋
(
たいやう
)
の
眞唯中
(
まつたゞなか
)
へ
落込
(
おちこ
)
んだのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
牧師でなくては繰り返されぬ程繰り返して言ふ。「ねえ、ヨハンネス。これからあの
竪町
(
たてまち
)
の内へ往つて、ラゴプス
鳥
(
てう
)
を食べよう。ラゴプス鳥を。ワクチニウムの実を添へてラゴプス鳥を食べよう。」
尼
(新字旧仮名)
/
グスターフ・ウィード
(著)
▼ もっと見る
夕かげの砂掻きあますくくみごゑほろほろ
鳥
(
てう
)
の連れうごき來る
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『
余輩
(
よはい
)
の
云
(
い
)
はんと
欲
(
ほつ
)
する
所
(
ところ
)
のものは』と
憤激
(
ふんげき
)
してドード
鳥
(
てう
)
が
云
(
い
)
ひました、『
吾々
(
われ/\
)
を
乾
(
かわ
)
かせる
唯一
(
ゆゐいつ
)
の
方法
(
はうはふ
)
は
候補
(
コーカス
)
競爭
(
レース
)
(
西洋
(
せいやう
)
鬼
(
おに
)
ごつこ)である』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
私
(
わたくし
)
も
愕然
(
がくぜん
)
として
振向
(
ふりむ
)
くと、
今迄
(
いまゝで
)
は
白色巡洋艦
(
はくしよくじゆんやうかん
)
の
一方
(
いつぽう
)
に
氣
(
き
)
を
取
(
と
)
られて、
少
(
すこ
)
しも
心付
(
こゝろづ
)
かなかつたが、
只
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
西方
(
せいほう
)
の
空
(
そら
)
一面
(
いちめん
)
に「ダンブロー
鳥
(
てう
)
」とて、
印度洋
(
インドやう
)
に
特産
(
とくさん
)
の
海鳥
(
かいてう
)
——
其
(
その
)
形
(
かたち
)
は
鷲
(
わし
)
に
似
(
に
)
て
嘴
(
くちばし
)
鋭
(
するど
)
く
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
夕かげの砂掻きあますくくみごゑほろほろ
鳥
(
てう
)
の連れうごき来る
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
けれども
各自
(
てんで
)
に一
時間半
(
じかんはん
)
か
其所
(
そこ
)
いら
走
(
はし
)
り
續
(
つゞ
)
けた
時
(
とき
)
に、
全
(
まつた
)
く
乾
(
かわ
)
いて
了
(
しま
)
ひました、ドード
鳥
(
てう
)
は
急
(
きふ
)
に、『
止
(
や
)
めッ!』と
叫
(
さけ
)
びました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
脊に負ひて霰小紋の
兩
(
もろ
)
つばさほろほろ
鳥
(
てう
)
は聲ふくむ
鷄
(
とり
)
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
脊に負ひて霰小紋の
両
(
もろ
)
つばさほろほろ
鳥
(
てう
)
は声ふくむ
鶏
(
とり
)
白南風
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
眼
(
め
)
を
据
(
す
)
ゑて
毛虫
(
けむし
)
啄
(
つ
)
む
嗟歎
(
なげかひ
)
のほろほろ
鳥
(
てう
)
よ。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“鳥(
鳥類
)”の解説
鳥類(ちょうるい、Aves)あるいは鳥(とり)は、竜弓類に属する脊椎動物の一群である。
(出典:Wikipedia)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
“鳥”を含む語句
鳥渡
飛鳥
啄木鳥
鳥目
鵞鳥
白鳥
鳥打帽
鳥獣
水鳥
夜鳥
鳰鳥
金翅鳥
乙鳥
不死鳥
黒鳥
鳥海山
時鳥
鳥屋
怪鳥
鳥越
...