“竪町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たてまち50.0%
たつまち25.0%
たてちょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八幡の社を出て米友は三の堀を、くるわの中へと行きました。廓を抜けて町の方へ行こうとして、竪町たてまちの正念寺の角を曲って二の堀のきわを歩いて行くうちに、米友は
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
スマイル、スミスと申しまする人は、彼国あちらで蒸汽の船長でございます。これを上州じょうしゅう前橋まえばし竪町たつまち御用達ごようたし清水助右衞門しみずすけえもんと直してお話を致します。
「ヘエ。坂元孫兵衛と申しまするが本名で……ヘエ。以前は博多竪町たてちょうの荒物屋渡世……当年五十六歳で……ヘエ……」