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竪矢
ふりがな文庫
“竪矢”の読み方と例文
読み方
割合
たてや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たてや
(逆引き)
現われたのは、紫の
振袖
(
ふりそで
)
を着て
竪矢
(
たてや
)
の字に結んだ、
小
(
ち
)
っこい小娘だったので、
唖然
(
あぜん
)
としてしまったが、その態度は落ちつきはらっていたと——
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
矢
(
や
)
がすりの
袷
(
あはせ
)
に、
赤
(
あか
)
の
帶
(
おび
)
の
竪矢
(
たてや
)
の
字
(
じ
)
を
背中
(
せなか
)
に
負
(
お
)
うた
侍女
(
じぢよ
)
が、
次
(
つぎ
)
の
間
(
ま
)
に
手
(
て
)
を
支
(
つか
)
へて、キッパリと
耳
(
みゝ
)
に
快
(
こゝろよ
)
い
江戸言葉
(
えどことば
)
で
言
(
い
)
つた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
竪矢
(
たてや
)
の字の帯の色の、沈んで
紅
(
あか
)
きさえ
認
(
したた
)
められたが、
一度
(
ひとたび
)
胸を
蔽
(
おお
)
い、手を
拱
(
こまぬ
)
けば、たちどころに消えて見えなくなるであろうと、立花は心に信じたので、騒ぐ
状
(
さま
)
なくじっと見据えた。
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
竪矢(たてや)の例文をもっと
(4作品)
見る
竪
漢検準1級
部首:⽴
13画
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
“竪”で始まる語句
竪
竪琴
竪縞
竪川
竪坑
竪皺
竪薦
竪帷
竪町
竪穴
“竪矢”のふりがなが多い著者
上司小剣
長谷川時雨
泉鏡花