“馬氈”の読み方と例文
読み方割合
ばせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
訶和郎かわろは馬から鹿の毛皮で造られた馬氈ばせんおろして、その妻の背にかけた。月は昇った。訶和郎は奴国の追い手を警戒するために、剣を抜いたまま眠らなかった。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)