トップ
>
氈
>
むしろ
ふりがな文庫
“
氈
(
むしろ
)” の例文
朕においてすら、身は殿上にあるも、針の
氈
(
むしろ
)
に坐しているここちがする。——ああ、いつの日、この
虐
(
しいた
)
げと
辱
(
はじ
)
とからのがれることができるであろう。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けふなん
葉月
(
はづき
)
十四日の
夜
(
よ
)
、
野辺
(
のべ
)
にすだく虫の声きかんと、例のたはれたる友どちかたみにひきゐて、
両国
(
りょうごく
)
の北よしはらの東、
鯉
(
こい
)
ひさぐ
庵
(
いお
)
さきのほとり隅田の
堤
(
つつみ
)
に
氈
(
むしろ
)
うち
敷
(
しき
)
て
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
氈
漢検1級
部首:⽑
17画
“氈”を含む語句
絨氈
毛氈
掛毛氈
緋毛氈
赤毛氈
緑絨氈
花氈
花毛氈
毛氈苔
氈車
氈鹿
青毛氈
紅毛氈
雛毛氈
長絨氈
馬氈
青氈
古毛氈
羅氈
罽氈
...